*All archives* |  *Admin*

2010/10
<<09  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  11>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
あぽやん
もうほとんど読後感しか書いていない・・・という事実w

さぁ、今月もやってきました読後感!www
ここ最近選択眼が冴えているようで、ブログを更新したくなる本とのめぐり合う率が高い。
幸せなことです♪

「あぽやん」
新野剛志 著
文春文庫
2010年10月10日 第1刷

あぽやんは何かって?
あぽやんはあぽやんさ。
あぽやんは世界を救えない。あぽやんは空を飛べない。あぽやんは金の匂いがしない。
あぽやんは怒る。あぽやんは笑う。あぽやんは走る。
あぽやんは空港にいる。


いわゆる ”お仕事小説” ですねー。
飛行機に乗っての旅をほとんどしない私にとって、”あぽやん”という人と触れ合う機会は皆無。
しかもツアーでないと、きっと会えない。
さらに言えば現時点で空港にあぽやんが存在しているのかも、私にとっては定かでは ない。

でも、ま、現時点で存在するのかしないのかは脇に置いておいて、少なくとも過去にそういう職業が存在していたわけです。
あぽやんの使命はお客様を笑顔で出国させること。
「いってらっしゃいませ。楽しい旅を。」と。

個人客を相手にするサービス業は、どんな業界であっても厳しいものだ。
さらにあぽやんは、『本社の営業』 という味方であって敵のような・・・いやいや、一番ワガママな客のような存在も相手にしなくてはならず、板ばさみになる。
しかもあぽやんは、本社営業からは軽んじて見られているのだ。
お客様を送り出す最後の砦として、時にひどい尻拭いをさせられるのに!

主人公の遠藤は入社1年目に大阪空港のあぽやんと電話で話し、今まではリスト上のローマ字でしかなかった「客」が、泣きも笑いもする「人」であることに改めて気づき、そのあぽやんに憧れと敬意を抱く。
しかしその後周囲の雰囲気に影響され、「あぽやんは営業の苦労がわかっていない、頑固で融通が利かない奴らだ」と思うようになってしまう。
ところが、自分が成田にとばされて・・・!

いろいろあるんです。
共に働くメンバーも個性豊かです。
オンナノコと働くのも一苦労です。
ヤクザもやってきます。
恋もします。
人は一面だけでなく、実に多くの顔を持っています。
そんなこんな。
読みながら、ふっと顔がほころぶ瞬間があります。
心が温かくなりました。

ぜひ、あなたのお手元にも。


スポンサーサイト
鴨川ホルモー
映画にもなりましたね『鴨川ホルモー』。
もともとは映画のタイトルとして知り、「変な名前ー」と思っただけで元ネタが小説だとは気がついていなかった。
それとは別に、万城目 学 という名前は目にしていて、読めず(笑)、
まんじょーめさん だとばかり思っていた。が、平積みのどれかの本の表紙に
「マキメワールド」がどーたら・・・と書いてあって、あぁ あれはマキメさんと読むんだと知った。

それとはまた別に、先日「世のも奇妙な物語」の20周年記念の放送があって、人気作家が筋を提供するという趣向だった。その中のひとつが万城目氏によるものであり、なかなか面白いと朝日新聞に紹介が出ていたので、
放送を見た。
『はじめの一歩』というタイトルで、嵐の大野くんと田中麗奈さんの共演。伊藤四郎氏などの役者陣が魅力的だったということもあったが、やはり脚本(ほん)がとてもよかった。
「世にも奇妙な~」は、話がアンハッピーなものが多いように思うのだが(あまり見てないんだけど)
『はじめの一歩』はハッピーエンドで心がほんわかした話だったのだ。

この番組を見たことで、なんとなく手にとってこなかった万城目氏の本を読んでみよう!と決心したのだった。

さて、本屋で眺め回してみても、確か平積みになっていたはずの本(タイトルは覚えていない)が見当たらない。
仕方ないので本の背を端から見ていくと・・・あった。『鴨川ホルモー』。
おぉ!これは万城目氏の著作だったのか。と、そこで知ったのだった。

さぁ、どーしよう。
万城目氏の著作は読みたい。でも『鴨川ホルモー』でいいのだろうか・・・。
背表紙の文章を読む。今ひとつである。だがしかし!万城目氏の著作は読みたい。
出だしの「はじめに」を数行読む。・・・なんだかよくわからない。でも!万城目氏の著作は読みたい。
えぇいっ!てな気持ちで買った。しょーじきなところは、そんな感じだった。

で・す・が!
買ってよかった~。読んでよかった~。ついでも言えば、映画化なんてして欲しくなかった~~~!
面白いんですよ。面白いんです。
映画はもちろん(?)見てないけれど、この面白さは映画になんてしても表現できないしっ。
だいたいオニはどうやって映画にしたんだ?・・・気にはなるけど、見たくないw
あははははっ!っていう面白さでは、ない。と、私は思う。
すっごい真面目なの。真面目だからこそ、面白いっていう、そういう面白さ。
だから、映画じゃないの。
原作が面白いから映画にしたくなっちゃうんだろうけど、映画は「見た分りやすさ」が必要になるものだから。
そうじゃないの。
「ホルモー」を知らずに京大青竜会に入ってしまった二浪の新入生阿部が、いろんなことを乗り越えながら人間的にも成長しながら、3回生になるまでを描いている。”いろんなこと”には行動面での出来事ももちろんあるが、
とまどい、悩みまくる内面が占める割合も大きい。

こんな風に書くと、何がどう「面白い」のかが全くわからないと思うけれど、でもだいじょーぶっ!
おもしろいからっ!!!
すでに2回読みました。
やっぱり面白かったよ。

『鴨川ホルモー』 万城目 学著
株式会社角川書店
平成21年2月25日 初版発行
平成22年6月5日 七版発行



プロフィール

 ちぼ太 & chiboko

Author: ちぼ太 & chiboko
ちぼ とは?
「ちぼ家」に君臨する
シマトラにゃんこ  7歳 ♀


chiboko のつぃった~ユーザー名は
chibomi です♪
☆フォローお待ちしてます☆

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。