*All archives* |  *Admin*

2017/05
<<04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  06>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
4月8日朝日新聞朝刊『森荒らすシカ ごちそうに』
4月8日朝日新聞朝刊『森荒らすシカ ごちそうに』 
捕獲の野生動物「国産ビジエ」の試み

農林業への被害を防ぐためにシカやイノシシを捕獲した後、肉を食用にする取り組みが広がっている。
これまでは大半を焼いたり埋めたりして処分していたが、地域の資源として使おうという狙いだ。
フランスでは、狩猟で捕獲された野生の鳥獣肉は「ジビエ」と呼ばれて好まれている。
農林水産省も食肉加工への補助などで「国産ビジエ」の支援を始めた。(編集委員・大村美香)

低カロリー栄養豊富

 野生シカのオーソブッコ風煮込み、すね肉のコンフィ、テリーヌ・・・。
神戸市東灘区のフランス料理店「MOMOKA」は兵庫県丹波産の野生シカ肉を使った料理を得意にしている。
山地に暮らす丹波産のシカは運動量が多く、エサは山の草や木の実。
「低脂肪でくせがなく、肉自体のおいしさがある」とオーナーシェフの三村保則さん(59)。
 地域の食材を探すうちにシカ肉に出合い、3年ほど前から使っている。
一頭まるごと買いつけ、ロースやモモといった扱いやすい部分ばかりでなく、すね肉や首肉なども余すところなく調理する。通信販売も手がけ、多い月は4~5頭ほど使う。
 一般的には肉に脂がのる秋から冬が旬と言われるが、三村さんは「肉のおいしさは一年中変わらない。脂が少ないなら補うなど、料理法を工夫できる」と言い、年間を通してシカ料理を提供している。
 兵庫県ではシカの数が増えて農林業被害が年間約4億円に上り、森林の生態系にも食害の影響が及んでいる。
県は生息状況や植生調査に基づく「シカ保護管理計画」を策定、頭数管理のための捕獲数目標を立てている。
これまで年2万頭としていたが、今年度は3万頭に増やす方針だ。
 捕獲したシカを食用にしようと2006年、丹波市にシカ肉専門の処理施設「丹波姫もみじ」がオープンした。
県内で調理技術講習や普及活動なども行われている。
 シカの生肉を食べた人がE型肝炎に感染した事例もあるため、県森林動物研究センターは07年から09年に、計109頭についてE型肝炎の検査をした。感染暦があったのは1頭だけで、ブタより割合が少なかった。
 同センターの横山真弓主任研究員は「シカがE型肝炎の感染源になる可能性は非常に低い。ただ生食は控えて。ウイルスは加熱すれば感染性を失うので十分に加熱調理をして」と話す。シカ肉は適切に解体し食肉処理すれば臭みは出ず、「低カロリーで高たんぱく質、鉄分などのミネラルも豊富な食材」と言う。

処理施設、国が補助
 野生動物を捕獲して食用販売する場合の解体食肉処理には、現在のところ法的な規制がない。このため、北海道と、長野、山梨、島根、和歌山各県は自主的な衛生ガイドラインを作っている。
解体処理マニュアルや施設の衛生管理などを定めた内容だ。
 和歌山県では08年から、「ジビエで地域おこし」事業を始めた。衛生面のガイドラインに基づく指導で肉の安全性を図るほか、イタリア料理店でのイノシシ料理フェアなどを行っている。国と県の補助を受けて同県日高川町に今年度、専用の食肉処理施設が稼動する。「ホテルやレストランといった使う側と生産者の橋渡しなどをして、地域の食材として育てたい」と県の担当者は話す。
 佐賀県武雄市は09年4月に「いのしし課」を設置。イノシシ肉のレトルトカレー、即席みそ汁といった特産品を開発している。昨年、食肉加工センターを開設し、09年度は市内で捕獲された約850頭のうち約240頭を食肉にした。
 08年末の農水省調査では、「ジビエ」の食肉利用の取り組みは、全国で少なくとも40カ所で行われているという。08年に鳥獣被害防止特措法が施行され、農水省も地域の食肉処理施設設備や商品開発、販売流通経路の確立、技術研修会などへ補助金を出している。
 先駆的にエゾシカの食肉化に取り組んできた北海道。札幌の社団法人「エゾシカ協会」はエゾシカを扱う食肉処理施設をチェックし、衛生基準をクリアしている施設の製品にマークをつける「エゾシカ肉推奨制度」に07年から取り組んでいる。
 道内の処理施設数は増加し、食肉利用は進んでいるが、それでも08年度で約1万2千頭。捕獲数約7万8千頭の15%だ。「需要拡大には家庭で食べる日常的な食材にする必要がある。栄養面で優れていることなどをアピールし、女性への売り込みに力を入れたい」と、道自然環境課は話している。

<野生動物による農作物の被害>
 農水省によると、野生動物により全国の農作物被害は、08年度は約199億円で前年度より14億円増加した。シカが58億円で最も多く、次いでイノシシの54億円。
 数の増加や生息地域の拡大で、農林水産業や生態系に被害が出ている野生動物に関しては、都道府県が「特定鳥獣保護管理計画」をつくり、個体数をコントロールする。
スポンサーサイト
Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

 ちぼ太 & chiboko

Author: ちぼ太 & chiboko
ちぼ とは?
「ちぼ家」に君臨する
シマトラにゃんこ  7歳 ♀


chiboko のつぃった~ユーザー名は
chibomi です♪
☆フォローお待ちしてます☆

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。